BOND大学でMBAをとった理由

海外MBAはどこがよいか?

 

コロ助はしょぼくれた外資系リーマンですが、海外MBAを取得しています。

 

MBAとは日本語で言えば「経営学修士」。資格ではなく学位のひとつです。会計、財務、経済、マーケティングなどビジネスに必要な知識を取得することを目的としたものです。

 

 

なぜコロ助が海外MBAを取得したかというと、まずきっかけはカッコつけたかったからです。私は外資系企業で働いているんですよ。MBA?当然とってますけど、何か?そうやってイキリ倒したかったのです。

 

もちろん「グローバル企業でマネージャーとして活躍するための知識を身につけたい」「ツブシが利く知識を得たい」「起業にも興味があるので経営全体を知りたい」といった動機も持っていました。でもカッコつけたいというのが理由の大半です。おそらく多くのMBAホルダーがカッコつけたいという理由がMBAを検討するきっかけになっているのではないかと思います。

 

 

MBAといえば本場はアメリカです。楽天の三木谷浩史さんやDeNAの南場智子さんはハーバード大MBAを取得しています。しかしMBAを取得するのにかかる期間は約2年間。アメリカに留学してMBAを取るには授業料や滞在費などで2000万円程度かかるといわれており、仕事を中断してMBA留学するのは会社が費用負担してくれないのであればかなり大変です。カッコつけるためだけに2000万円払うのは割に合いません。

 

 

しかし最近はオンラインで学べるMBAというものが世の中に出てきました。オンラインであれば国内にいながらも海外大学のMBAを取得することができ、安価で、しかも自由な時間に学べるため仕事を中断する必要もありません。また、夜間や週末だけに授業が行われるパートタイムMBAと言われるものもあります。

 

 

日本でとれる海外のMBAは次のようなものがあります(2020年5月6日コロ助調べ)。

 

 

Bond-BBT MBA (オーストラリア BOND大学)

 

コロ助が取得したMBAです。

 

オーストラリア最初に開校された私立大学であるBOND大学と、かの有名な経営コンサルタント大前研一氏が創立したビジネス・ブレークスルーが提供するMBA。BOND大学のMBAはAACSBとEQUISという2つの国際認証を取得したプログラムです。この国際認証を取得しているMBAというところがポイントでした。国際認証取得したMBAです、とカッコをつけられるからです。

 

授業は基本的にオンラインで行われますが、卒業までにスタディツアーというオーストラリアのBOND大学の現地で行われる授業に最低2度参加する必要があります。スタディツアーは各8日間程度の日程になりますが、日本人が参加しやすい期間(1月初旬、GW期間中、8月のお盆付近)に設定されているため、2~3日くらい有休をとれれば参加できると思います。

 

卒業までに18科目12単位を取得する必要があります(0.5単位の授業があるため科目数=単位数とはなりません)。日本語と英語の授業がありますが、最低7.5単位は英語科目をとる必要があります。また、TOEICで最低750点とっていないとスタディツアーには参加できません。

 

入学審査はエッセイの提出によって行われます。多分滅多に落ちることはないと思います。

 

BOND-BBT MBAプログラム公式サイトへ

 

 

マサチューセッツ大学 UMass MBAプログラム(米国マサチューセッツ州立大学)

 

米国マサチューセッツ州立大学(マサチューセッツ工科大学ではありませんよ)と日本のアビタスが提供するMBAプログラムです。こちらはAACSBの国際認証を取得しています。

 

基礎課程と上級過程があり、どちらも単位をとりMBA取得となります。基礎課程は日本人教師による日本語でのオンライン授業、上級過程はマサチューセッツ州立大学の講師によるオンライン授業です。卒業までに現地に行く必要はないので、時間がない人やお金のない人にも優しいプログラムです。

 

TOEIC700点をとっていることが入学条件となります。

 

マサチューセッツ大学 UMass MBAプログラム公式サイトへ

 

 

ウェールズ大学トリニティセントデイビッドMBAプログラム(英国国立ウェールズ大学)

 

英国国立大学ウェールズ大学とヒューマンアカデミーが提供するMBAプログラムです。

 

こちらはオンライン授業ではなく、新宿にある校舎にて土曜日に授業が行われます。授業はすべて日本語で行われ、また卒業するまでに現地の授業を受ける必要はありません。

 

日本人が日本語で授業を行い、かつ現地に行く必要がないとなるとどの辺がウェールズ大学のMBAなのか・・・という疑問はありますが、どうやらウェールズ大学がこのヒューマンアカデミーが行う授業に対してその品質を保証していますよ、ということのようです。

 

英国国立ウェールズ大学MBA公式サイトへ

 

 

英国オープン大学MBA(英国公立Open University)

 

英国オープン大学のMBAです。AMBA, EQUIS, AACSBの3つの国際認証を取得しています。

 

こちらは特に日本人向けのMBAコースではなく、世界中の人がこのプログラムをオンラインで学びます。そのため上で紹介したプログラムのように「日本語と英語で学ぶ」「日本語のみ」というようなものではなく、すべて英語です。

 

日本語によるサポートがないので不安かもしれませんが、英語に自信があり日本人がいない(少ない)環境で国際的なネットワークの構築を重視する方にはお勧めです。また、Short residential schoolsと呼ばれる短期の現地ワークショップも開催されています。

 

入学要件としてETLS 6.5以上/GMAT 640以上が必要です。

 

英国オープン大学MBA公式サイトへ

 

 

McGill MBA Japanプログラム(カナダ マギル大学)

 

カナダの名門マギル大学のMBAプログラムです。こちらはオンラインではなく実際に学校に通うタイプのMBAです。授業は週末に東京にある上智大学のキャンパスで行われます。

 

授業はすべて英語です。また入学2年目のゴールデンウィーク期間中、International Study Tripと呼ばれるカナダ現地への授業に行くことができます。

 

入学審査はGMATのスコア、エッセイ提出、面接によって行われます。他の日本でとれる海外MBAと比べて入学条件が厳しい印象があります。

 

McGill MBA Japanプログラム公式サイトへ

 

 

 

MBAって役に立つの?

 

こうした日本でとれる海外MBA、さらに慶應義塾大学や名古屋商科大学が提供する国内MBAなどの選択肢の中から、コロ助はボンド大学MBAを選びました。

 

国際認証をとっている(カッコつけられる)

オンラインで取得できる

あまり費用がかからない

海外にも行ってみたい

 

このあたりが主な理由です。

 

大前研一氏の「考える技術」という本を新卒の頃に読み、その内容に非常に共感を覚えていた、というのも理由のひとつかな。

 

 

次回は

MBAを取って良かったか? 役になっているか? 本当に必要か?

このあたりについて書いていきたいと思います。

(追記:こちらで書きました。)

 

 

MBAってよく「高い金払ってまで取る価値はない」「理論ばっかで使えない奴が多い」とか聞きますが、どうなんでしょうか・・・

 

 

 

鳥谷コロ助
  • 鳥谷コロ助
  • へぼい外資系リーマンです。英語はいまだに勉強中。TOEIC875点。Bond-BBT MBA。英語学習とMBAと資産運用についてのブログを書いています。平飼いの卵とフェアトレードを好みます。金持ち父さんになるために日々悪戦苦闘。面白いことと平和なことが好きです。

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