10000時間勉強するか、英語ができるかどうかはそれだけだ!

 

どうやったら英語ができるようになるのか?

 

何年勉強してもなかなか英語が上達しません。

 

 

中学高校時代、いわゆる受験英語はそれなりに得意でした。偏差値で言えば65~70の間くらいでしょうか。

 

大学受験以降はほとんど英語を使わなくなり、もちろん英会話などはまったくできませんでした。

 

社会人になり3年目か4年目くらいのときに会社でTOEICを受験する機会があり、500点くらいだったのを記憶しています。

 

 

その後外資に転職をしたことがキッカケで英語の勉強を再開しました。そのことは↓のブログに・・・

 

ヘボリーマンが外資に転職して必死に英語を勉強した話

 

それから数年間英語の勉強を続けていますが、まだまだ「外国人と英語で不自由なく話せる」というレベルには全然達していません。

 

本当にこのまま勉強を続けてて自分が求めるレベルに達することができるのか、不安になることもあります。

 

 

GRIT(グリット)とは

 

GRIT(グリット)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

 

うまい日本語訳がないのですが、GRITはやり抜く力というような意味合いです。

 

One characteristic emerged as a significant predictor of success. And it wasn't social intelligence. It wasn't good luck, physical health, and it wasn't IQ.

It was GRIT.

 

TEDの内容は次のようなものです。

 

・誰が成功して、その人にはどういう特徴があるのかを研究した

・IQ、EQ、ルックス、健康状態、社会的知性は成功するか否かとあまり相関関係がない

・それよりもやり抜く力(GRIT)が大きく成功を左右していた

・1週間や1か月といった短期間ではなく、長期間の一生懸命取り組むことだけが成功の秘訣

 

つまり、才能なんて関係なく「やるかやらないか」だけです。

 

成功のためのキーポイントは非常にシンプルなのです。

 

 

10000時間の法則

 

「やるかやらないかだけ」といっても、どのくらいやれば成功できるのかわからないと先行きが不安になります。

 

そこでひとつ基準になるのが10000時間という数字です。

 

 

カナダ人ジャーナリストのマルコム・グラッドウェル氏の提唱した「10000時間の法則(10000 hours rule)」をご存じでしょうか。

 

何事も10000時間を練習に費やせば一流になれるという法則です。

 

*ちなみに近年では「チェスとかテニスとか、ルールがstableなものについてはその法則はある程度正しい。でも芸術とか音楽とか、時代によって評価が変わるようなunstableな分野はあんまり10000時間とか関係なくね?」という反論があるみたいです。まぁ英語学習はどちらかといえばstableな方でしょう。

 

 

10000時間って途方もない数字ですが、どのくらいでしょうか?

 

 

・1日10時間勉強すれば3年弱

・1日3時間勉強すれば9年

・1日1時間勉強すれば27年

 

 

はい、めちゃめちゃ大変ですね。

 

「毎日1時間英語の勉強しているけど、全然話せない」とか思っているそこのあなた。当たり前です。

 

その努力を27年間続けて、やっと英語をマスターできます。

 

 

子どもの日本語力

 

ちなみにうちの子どもは今4歳児なのですが、語彙力は不足しているにせよ日本語をほぼ完全にマスターしています。

 

毎日テレビ見たり、親と会話したり、保育園で先生や友達と会話したり。一人の時も独り言をぺちゃくちゃ喋っています。

 

起きている間毎日10時間程度日本語に触れているとして、生まれてから10000時間以上は日本語を勉強していると言えるでしょう。そりゃいつの間にか日本語をペラペラ話すようになります。

 

 

ゴールを知っている方が走りやすい

 

この10000時間かければマスターできるということを知っていることは大事です。

 

まぁ個人差はあるのですが、10000時間かければマスターできるよと信じ込むことです。

 

 

マラソンはゴールが分かっているから頑張って走れるのです。

 

ゴールが10kmなのか、42.195kmなのか、100kmなのか。

 

どんなに先が長くても、ゴールの場所が分かっていれば頑張ることができます。

 

 

どこにゴールがあるのかわからなければ、走るためのモチベーションを保つのは難しいでしょう。

 

 

英語学習も同じです。

 

とりあえず、10000時間をゴールに設定してみましょう。

 

そして、自分の勉強時間が累計どのくらいか計算してみてください。

 

まだまだ道半ばだということがわかるでしょう。

 

 

ゴールを正しく設定し、それに向かって正しく努力し続ける。

 

 

英語学習の王道はこれだけです。魔法のような裏技は存在しません。

 

 

つべこべ言う前に、勉強する。

 

10000時間勉強しても英語できるようになるとは限りませんよね?とかやる前から言い訳してるような人、一生できるようになりませんよ!!

 

 

鳥谷コロ助
  • 鳥谷コロ助
  • へぼい外資系リーマンです。英語はいまだに勉強中。TOEIC875点。Bond-BBT MBA。英語学習とMBAと資産運用についてのブログを書いています。平飼いの卵とフェアトレードを好みます。金持ち父さんになるために日々悪戦苦闘。面白いことと平和なことが好きです。

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