BOND大学MBAの授業紹介 ★Managing People and Organisations (組織と人財マネジメント)

コロ助はBOND-BBT MBAの卒業生です。

 

コロ助が受講したBOND-BBT MBAの授業内容を紹介します。これからBOND-BBT MBAへの挑戦を考えている人の参考になればと思います。なお現在では授業内容が変わっているかもしれませんのでご注意ください。今回はManaging People and Organisations(組織と人財マネジメント)を紹介します。

以下のような項目を学んでいきます。

 

  • モチベーションとリーダーシップ
  • チームワーク
  • 組織コミュニケーション
  • 組織文化
  • ダイバーシティ
  • 評価・報酬制度
  • 戦略的人財マネジメント

 

 

Managing People and Organisations(組織と人財マネジメント)

 

どんなに優れた商品を作る能力がある企業であっても、それを実行する人財を適切にマネジメントすることができなければ企業の繁栄はありえません。この授業では組織の中での人財マネジメントについて学んでいきます。

 

ディスカッション

 

組織や人事に関する問題について、実例を挙げながらオンライン上でディスカッションをしていきます。毎週1つのテーマが与えられ、そのテーマに沿って各人が投稿していきます。

 

例えば「あなたの会社で行われた社員のモチベーションを挙げるための施策を挙げてください」というようなテーマに対して、一人ひとりが自身の経験に合わせて投稿し、またクラスメイトの投稿に返信してディスカッションを重ねていきます。

 

 

ビデオ視聴

 

上記のディスカッションに先立ち、オンラインでビデオを視聴します。毎週約60分のビデオを3~4本程度視聴する必要があります。ビデオは講師による組織人事に関する理論の説明であったり、実際の企業の人事担当による事例紹介などがあります。

 

 

グループレポート

 

5人1組でグループを作り、グループレポートを作成します。レポートのテーマは実際に存在する企業を題材にして、組織人事に関する問題について論述するものでした。レポートの長さは約10ページ、15000字程度でした。

 

グループ決めからレポート提出まで1か月半程度です。この間にグループで打ち合わせをし、レポートを仕上げていきます。

 

 

最終試験

 

最終試験は論述式の問題です。指定時間になると問題がオンラインにアップロードされるので、3時間という制限時間内に回答を作成してアップロードします。

 

問題は全部で4問あり、それぞれ論述式で回答していきます。「こういう企業があり、こういう組織上の問題を抱えています。あなたはどのような方法でこの問題を解決しますか?」というような内容の問題です。コロ助はそれぞれ1000~2000字くらいで回答しました。

 

 

総評

 

この授業では組織づくりの奥深さを学ぶことができます。会社にはビジョンがありそのためにどのような人財を育成したいのか。どのように社員のモチベーションをあげるべきなのか。逆にどのような組織体制だとモチベーションが下がるのか。

 

評価システムはどうするべきか。報酬はどうするべきか。目標を達成させるにはどのようなチームメンバーをそろえればよいのか。ダイバーシティは重要なのか、そうではないのか。

 

誰しもが「この部署は雰囲気がなんか悪いな」とか「前にいた部署はみんなやる気があって楽しかった」というように、上司やメンバーによってカラーが違うことを経験したことがあると思います。これを意図的に作り出すのが戦略的人財マネジメントです。

 

「モチベーション」「チームワーク」「会社の雰囲気」といった会社員であれば普段から誰もが身近に感じているテーマを取り扱うため、机上の空論ではなく実体験に基づいた話でディスカッションが盛り上がります。

 

「会社にAさんというやる気のない部下がいるのだけれどもどうやってやる気にさせたらよいだろう」というテーマから、会社の昇給システムや研修環境といった組織体制について考えていくような事業です。

 

 

鳥谷コロ助
  • 鳥谷コロ助
  • へぼい外資系リーマンです。英語はいまだに勉強中。TOEIC875点。Bond-BBT MBA。英語学習とMBAと資産運用についてのブログを書いています。平飼いの卵とフェアトレードを好みます。金持ち父さんになるために日々悪戦苦闘。面白いことと平和なことが好きです。

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