【英語初心者用】はじめての海外出張で使える英語フレーズ
外資系企業に転職して数か月がたった頃、シンガポールへの出張命令がでました。
それまで海外はプライベートの旅行で言った中国とタイのみで、ビジネス目的の海外訪問は初めて。英語も全然自信がなく、緊張で体がワナワナしたことを覚えています。
出張の目的は中国、韓国、台湾、マレーシア、オーストラリアといったAPACの様々な支店から社員が集まり、会議を行うというもの。
会議自体はまぁ黙って座って聞いていればやり過ごせるのですが、問題はその合間です。
「はい、次のトピックまで20分の休憩を取りまーす」みたいな感じの休憩時間、黙って会議室に座ったままだと完全に不審者です。どうしても他国の同僚たちと談笑をしなければなりません。
今回はそんな談笑タイムを乗り切るためのスモールトークを紹介します。初心者はとりあえずこれだけ覚えとけばなんとか乗り切れるかも!というものです。
はじめての海外出張で使える同僚との英会話
Where are you based?
普段はどこの支店で働いていますか?
様々な国の支店から同僚が集まってきている中で、相手がどこの支店から来たのかを訪ねる方法です。個人的にはWhere are you from?よりこっちが好きです。Where are you from?だとなんとなく働いている場所というよりも生まれた場所を聞いているニュアンスが強いような気がしてしまうので。
I'm based in Tokyo.
といったように答えます。
How long have you been working here?
何年この会社で働いていますか?
相手の社歴を聞きます。転職が当たり前の外資系だと10年超えてれば超ベテラン扱いされたりします。
About 5 years.
のように答えます。へーそうなんだ。長いね。俺っちは去年入社したばっかりでわからないことばっかりだよ。くらいの会話が続くことは想定されるので、あらかじめ英語で回答を用意しておきましょう。
I have heard so much about you from Ken.
ケンからあなたのことはよく聞いているよ。
初めて話す相手との鉄板トークといえば、共通の知人です。おー、あなたがJimですか。Kenからよく聞いてますよ!みたいなときに使います。そのあとひとしきりその共通の友人の話で盛り上がりましょう。
This is my first time to come to Singapore.
シンガポールには初めて来たよ。
たわいもない会話ですが、とりあえずこう言っておきましょう。「じゃあマーライオンは見たことない?」「カジノに行ったらいいよ!」「お勧めのレストランはここだよ!」みたいに相手が勝手に話を広げてくれます。
Have you ever been to Japan?
日本には来たことある?
これもとりあえず聞いておけば、後は相手が勝手に話を広げてくれます。自分の住んでいるところのお勧めスポットとか、あらかじめ想定して英語で話せるように準備しておくと心に余裕が生まれます。
When did you arrive at Singapore?
シンガポールにはいつ着いた?
各国から同僚が集まってきています。いつシンガポールには着いたんですか?と聞くのは定番です。大体「昨日の夜」とか言ってくると思うので、じゃあ昨日はディナーは何食べたの(What did you have for dinner yesterday )?と会話を広げたりします。
How is Singapore branch going?
シンガポール支店の調子はどう?
相手の支店の仕事の様子を聞きます。とりあえずこう言っておけば相手がペラペラ話してくれます。その後"How about Japan?"みたいに聞かれると思うので、なんか会話のキャッチボールができた気持ちになれます。もちろん日本支店がどんな感じなのか、英語で話せるように準備をしておきましょう。
Nice meeting you.
会えてよかったです。
Nice to meet you.は初めて会った時の挨拶。これは誰でも知っています。これに対してNice meeting you.は別れ際の挨拶です。海外出張も最終日。じゃあまたね!ってときに握手をしながらNice meeting you. 君に会えてよかったよ。と挨拶をします。
まとめ
このあたりを使いまわしていけば、数十分の休憩時間はなんとかやり過ごせるでしょう。
コツはこちらから積極的に話しかけることです。こちらから話しかければ会話の主導権をこちらが握ることができます。相手を質問攻めにしまくればこちらはフンフン聞いているだけでOKなので、あまり話さずともコミュニケーションをしている感が出ます。
逆に相手から話しかけられて思いがけないことを聞かれると、そもそも聞き取れるかも怪しいですし、うまく回答できるかどうかもわかりません。
あらかじめ想定会話を準備しておいて、自分から話しかけてそのトピックに強引に持っていく。これぞ初心者がはじめての海外出張を乗り切る道です。
- 鳥谷コロ助
へぼい外資系リーマンです。英語はいまだに勉強中。TOEIC875点。Bond-BBT MBA。英語学習とMBAと資産運用についてのブログを書いています。平飼いの卵とフェアトレードを好みます。金持ち父さんになるために日々悪戦苦闘。面白いことと平和なことが好きです。