BOND-BBT MBAで必要な勉強時間

コロ助はBOND-BBT MBAの卒業生です。

 

BOND-BBT MBAはオンラインで取得できるMBAであり、卒業までに最低2回参加する必要があるオーストラリアへのスタディーツアーを除いて、基本的にオンライン上で授業が行われます。

 

在校生のほとんどは働きながらMBAにチャレンジをしています。そのため仕事の時間とMBAの学習時間の切り替えが重要です。今回の記事では実際にどのくらいの勉強時間が必要になるのか紹介していきたいと思います。BOND-BBT MBAの受講を検討している人は参考にしてください。

 

 

セメスターの構成について

 

BOND-BBT MBAプログラムは3セメスター(3学期)制です。1月~4月が第1セメスター、5月~8月が第2セメスター、9月~12月が第3セメスターです。この各セメスターごとに複数の授業が開講されており、学生は好きな授業にエントリーします。

 

例えば2020年の第1セメスターを見てみましょう。

 

科目名 区分 開始日 終了日
Marketing Management 必修 2020年1月13日 2020年4月12日
Management People and Organization 選択 2020年1月20日 2020年3月8日
Accounting for Decision Making 必修 2020年1月13日 2020年4月12日
Managerial Finance 必修 2020年1月13日 2020年4月12日
Global Business Leadership 必修 2020年1月13日 2020年4月5日
Effective Project Management 選択 2020年1月12日 2020年3月8日
Cross Cultural Business Communication 選択 2020年1月13日 2020年3月8日
E-Business Strategy 選択 2020年2月10日 2020年3月29日
Financing the Entrepreneurial Ventures 選択 2020年1月13日 2020年3月8日
Effective Negotiation 選択 2020年5月2日 2020年5月9日
Effective Leadership 選択 2020年5月2日 2020年5月9日
Business Planning for Entrepreneurial Ventures Part A 必修 2020年5月2日 2020年5月9日
Business Planning for Entrepreneurial Ventures Part B 必修 2020年5月2日 2020年5月9日

 

このように、第1セメスターの期間に複数の科目が設定されており、これを学生は任意で好きな科目を自分のカリキュラムに組み込みます。

 

「必修」とありますが、これは卒業までに必ず単位取得する必要がある科目、という意味です。必ずしもこの2020年第1セメスターで取得しなければいけないという意味ではありません。必修科目は複数のセメスターで年に数回開講されますので、卒業までの好きなタイミングで受講してください。

 

見るとわかるように、だいたい必修科目は3か月間程度、選択科目は1.5か月程度の開講期間となります。

 

 

例外として、表の下にいくつか赤字の授業があります。これは1週間という非常に短い期間で終了する授業ですが、これはオンライン授業ではなく、スタディツアーと呼ばれるオーストラリアのBOND大学のキャンパスで実際に行われる授業です。卒業までに最低2回はこのスタディツアーに参加する必要があります。

 

第1セメスターのスタディツアーはゴールデン期間中。第2セメスターのスタディツアーは8月末。第3セメスターのスタディツアーは正月明け早々です。日本人が割と仕事の長期休暇を取りやすい?時期に設定されています。

 

 

卒業までに必修科目10科目(8単位)、選択科目8科目(4単位)の合計18科目(12単位)を取得する必要があります。そのため2年(6セメスター)で卒業するにはだいたいセメスター毎に3科目ずつ、3年(9セメスター)で卒業するには2科目ずつくらいのペースで受講することになります。

 

中には1セメスターに5科目詰め込んだりするツワモノもいましたが、あまりお勧めしません。単位を取るだけでしたら何とかなると思いますが、やはりある程度1科目ごとに時間をかけてじっくりと学んだ方がよいと個人的には思います。

 

 

ちなみに、毎回セメスターとセメスターの間には2週間くらいの何も授業がないお休み期間があります。旅行などの家族サービスはこのタイミングでどうぞ。

 

 

毎週必要な勉強時間

 

もちろん科目によって必要な勉強時間は異なりますし、「満点を目指す」つもりでやるのと「とりあえず単位が欲しい」という気持ちでやるのではやはり勉強時間は異なってくるでしょう。

 

コロ助の場合でいうと、例えば「Management Strategy and Policy (経営戦略とポリシー)」の場合だと、

 

  • ビデオの視聴:~1時間/day
  • オンラインでのディスカッション:1時間~2時間/day
  • 次週のケースレポートの読み込み:1時間~2時間/day
  • 個人レポートの作成or最終試験の勉強:1時間~2時間/day
  • グループレポートの作成:1時間/day
  • グループレポートのSkype会議:週末に3時間くらい

 

このくらいの時間をかけており、「今日はビデオと次週のケースレポートの読み込みをやろう」「今日はディスカッションと個人レポート作成をやろう」といった感じで大体平日は2~5時間休日は5~10時間くらいを勉強にあてていました。もちろん日中は仕事もしているので勉強時間の捻出は容易ではなく、電車の中やお風呂の中といった隙間時間も有効に利用する必要があります。

 

個人的には同時に取るのは2科目まで。これでも結構きついです。3科目以上取ると完全に体力勝負になります。

 

 

睡眠時間?もちろん在校中は減りましたよ。平日朝までレポートを書いて一睡もしないで会社に行く、ということもありました。

 

飲み会の数も結構減らしました。会社帰りに同僚から「一杯飲んでいこうぜ」というようなときに断ることが増えました。

 

 

働きながら取得するMBAですので、勉強ばかりしていればよいという訳ではありません。時には出張が入ったり、接待が入ったり、なかなかスケジュールどおりに勉強が進まないこともあるでしょう。家事、育児、介護等も同時並行的にこなさなくてはいけません。

 

 

せっかくお金をかけてMBAをとるわけですから、ぎりぎり単位を取得してMBAという肩書を得るだけではなく、実際に身につく知識を取得することに全力を注ぐべきでしょう。そのためあまり授業を詰め込まず、1科目あたりに時間をかけて学んでいくことをお勧めします。

 

 

このように仕事とMBAの両立は体力的には結構大変でしたが、精神衛生上は割と良好でした。なにせ仕事とMBAと家庭と様々な課題が次々と襲い掛かってくるわけですから、悩んでいる暇などないのです。仕事で辛い局面であってもそれを根に詰めすぎることがなく、「仕事は仕事。今はMBAの課題を明日までに出さなきゃいかんのだーー!」と強制的に気持ちを切り替えることができたからです。

 

 

体力的にはきつかったですが、とても充実したMBA生活だったと胸を張っていうことができます。

 

 

 

鳥谷コロ助
  • 鳥谷コロ助
  • へぼい外資系リーマンです。英語はいまだに勉強中。TOEIC875点。Bond-BBT MBA。英語学習とMBAと資産運用についてのブログを書いています。平飼いの卵とフェアトレードを好みます。金持ち父さんになるために日々悪戦苦闘。面白いことと平和なことが好きです。

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