オンラインMBAの取得の費用は?コスパは?【BOND-BBT MBA】

コロ助はBOND-BBT MBAの卒業生です。

 

コロ助が受講したBOND-BBT MBAの卒業までにかかる費用を紹介します。これからBOND-BBT MBAへの挑戦を考えている人の参考になればと思います。

授業料

 

当然MBAコースを受講するためには費用が必要になります。

 

こちらはもう公式ホームページに明確に記載があります。0.5単位あたり120,000円です。

 

BOND-BBT MBAには必修科目と選択科目があります。一部例外はありますが、原則必修科目が1単位、選択科目が0.5単位です。卒業までに全部で18科目12単位を取得する必要がありますので、24万円×12単位=2,880,000円がかかることとなります(2020年6月現在)。

 

この授業料は入学前に全額払う必要はありません。分割して支払うことも可能です。あらかじめ大学にお金をデポジットしておき、その範囲内で履修登録ができるイメージです。例えば最初に48万円支払った場合、4単位分までの授業に履修登録することができます。それ以上の履修登録をするためには追加でデポジットを支払う必要があります。

 

支払いは基本的にクレジットカードになります。

 

 

システム利用料

 

上記の授業料とは別にシステム利用料がかかります。

 

これはAirCampusという授業で使用するシステムを利用するために支払う金額です。年間120,000円です(2020年6月現在)。このAirCampusを使って講義映像を視聴したり、クラスメイトとディスカッションを行ったりします。

 

 

教科書代

 

意外とバカにならないのが教科書代です。専門書なのでそれなりの価格がします。大体1教科あたり3,000円くらいから、高いものでは10,000円を超えるような教科書もありました。

 

大体Amazonなどで調べて購入します。またkindle版が出て入れば積極的に購入しましょう。そうしないと教科書で部屋がいっぱいになります。

 

 

スタディーツアー

 

卒業までに最低2度、オーストラリアのボンド大学で各10日程度の授業を受ける必要があります。

 

航空券代

 

東京在住の方は成田空港からゴールドコースト空港まで直行便でジェットスター航空が就航しています。タイミングにもよるでしょうが、コロ助の場合は大体往復で12万円くらいでした。

 

 

宿泊費

 

ボンド大学はオーストラリアはゴールドコーストの、ロビーナというエリアにあります。

 

 

まあまあ田舎です。大学の近くとなると、ホテルの数も多くありません。

 

多くの学生はChancellor(チャンセラー)という大学から徒歩数分のホテルに泊まります。Chancellor Lakeside ApartmentsとChancellor Executive Apartmentsの2つの建物があり、それぞれすぐ近くですが、紛らわしいのでどちらのチャンセラーを予約したのかよく確認しておくとよいでしょう。

 

時期にもよりますが、大体1泊10,000円くらいだと思います。

 

 

サーファーズパラダイスなどの街中に行けば泊まる場所の選択肢も増えてきて、もっと安いホテルもたくさんあるでしょう。しかしその場合は大学までのバスまたはタクシー代がかかることになります。

 

同級生と同じ部屋で相部屋して、タクシー代も割り勘するというのが最も安く済む方法かもしれません。またゴールドコーストはUberがバンバン走っているので、Uberアプリを入れておくことをお勧めします。

 

 

スタディーツアー参加費

 

スタディーツアーの参加費として、1回のツアーあたり50,000円くらいが徴収されます(コロ助のスタディーツアー参加時2018年時点)。これはボンド大学の施設利用料や現地での催し(ウェルカムパーティーやフェアウェルパーティー)の費用が含まれているものです。

 

 

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なお、これとは別に当然現地での飲食代がかかります。コロ助はスタディーツアー参加時は基本的に毎日クラスメイトと飲み会でした。といってもゴールドコーストの飲食店の多くは21時とか早くに閉店するので、

 

授業が終わって→大学の図書館で19時まで勉強して→21時まで飲んで→予習復習で午前3時まで勉強して→朝から授業

 

というようなメリハリの利いたスタディーツアーライフを送っていました。

 

 

総額は?

 

授業料が2,880,000円、教科書代が単価5,000円×18科目=約90,000円、システム利用料が年間120,000円、スタディーツアーが飲食込みで1回あたり約30万円×2回、こう考えると、卒業までに2~3年はかかるとすると約370~380万円くらいかかることになるでしょうか。

 

コロ助は3年弱で卒業したので、大体毎月120,000円くらいを支出していたということになります。家庭のお金には一切手を付けずにお小遣いの中から(まぁうちはお小遣い制ではありませんが)捻出していたので、MBA在学中は結構金欠でした。企業派遣で会社がお金を出してくれる場合は良いですが、コロ助のように私費で行く場合は財布とよく相談してみましょう。

 

あっ、コロ助はオーストラリアでの現地卒業式に家族で行ったのでさらに+70~80万円くらいかかっています。今思えば結構な出費でしたね。

 

 

オンラインMBAのコスパは良いのか?

 

コスパ

 

ちなみによく「結局オンラインMBAのコスパはどうなの?」と聞かれますが、これはよくわかりません。というのも、そもそもコストは上記のように計算できるとして、パフォーマンスを定量的に測定することができないからです。

 

実際MBA在学中に転職も経験しましたし、卒業時の年収は入学前と比較して300万円くらい上がりました。しかしこれがMBAを卒業したから転職に成功して年収が上がったのか、それともMBAに行かずとも年収は上がっていたのか、知る由はありません。単純に金銭面だけでコスパが良かったどうかは「MBA手当」のような給与体系がある会社以外では測定不可能でしょう。

 

内面的な成長は間違いなくありました。MBAでビジネスの知識を身につけたことによって、毎日の仕事が楽しくなりました。以前はやみくもにガムシャラに、何となく経験に頼って仕事をやってきました。MBA卒業後はそれを理論立てて、体系立て、自身を持って仕事をできるようになりました。

 

特に職場の上司や同僚を説得するとき、「なんとなく自分の経験からこうやったら上手く行くと思います。知らんけど」というよりは、「市場の状況はこうで、自社の立ち位置はこうで、こういう経営理論に当てはめるとこうしたほうが上手く行くと思います。」と話せた方が説得力があるでしょう。

 

MBAではこういうことを学ぶことができます。こういうことが自信を持って話せるようになると、仕事が楽しくなります。

 

 

これがすぐに給料に反映するかどうかは分かりません。そういった意味でコスパを語ることなどに意味はありません。370万円支払うことに価値があるかどうか判断するのはあなた自身です。

 

コロ助はもうめちゃくちゃ満足しています。もしもう一度人生をやり直す機会があったとしても、もう一度Bond-BBT MBAを受けたいとすら思います。

 

一方で「そんな経営理論なんてMBAで学ばなくても本とYouTubeで十分。仕事は今のままでも十分楽しいよ」という人もいるでしょうし、そういう人を否定するつもりは毛頭ありません。実際に経営理論など学ばずとも知らずとも、行動力ですべてを凌駕するカリスマ経営者もたくさんいます。価値観はその人次第です。

 

 

コスパを判断するのはあなた次第。そしてパフォーマンスとは必ずしも金銭的なものだけではなく、「仕事が楽しくなった」というような内面的な変化も含むことを考慮した方が良いと思います。

 

あなたも有意義なお金の使い方をして、豊かな人生を送りましょう。

 

 

 

鳥谷コロ助
  • 鳥谷コロ助
  • へぼい外資系リーマンです。英語はいまだに勉強中。TOEIC875点。Bond-BBT MBA。英語学習とMBAと資産運用についてのブログを書いています。平飼いの卵とフェアトレードを好みます。金持ち父さんになるために日々悪戦苦闘。面白いことと平和なことが好きです。

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